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【図解】雇用保険の適用事業所設置届の記入例と書き方


雇用保険に加入するためには、保険関係成立届の提出後、雇用保険の適用事業所設置届をハローワークに提出します。

今回は、この雇用保険の適用事業所設置届の記入例と書き方を解説します。

なお、この記事は「ハローワークで正社員の採用を失敗しないための7つのステップ」のStep7 社会保険・労働保険の手続きを行うに関連する記事です。社員採用の全体フローは、こちらを参考にしてください。

関連記事:ハローワークで正社員の採用を失敗しないための7つのステップ

雇用保険の適用事業所設置届の書き方

それでは、早速、雇用保険の適用事業所設置届を作っていきましょう。

これが、雇用保険の適用事業所設置届の全体像です。

雇用保険の適用事業所設置届のフォーマットの全体像

上からひとつずつ順番に見ていきます。

法人番号 

雇用保険の適用事業所設置届の法人番号を記載する場所

会社の場合は、法人番号欄に法人番号を記載してください。

法人番号は、法人設立登記の完了後、3~4日後に法人番号指定通知書が送付されますので、そちらで確認してください。

なお、個人事業の場合は空欄でOKです。

年月日 

雇用保険の適用事業所設置届の提出年月日を記入する場所

年月日の欄には、提出日を記入してください。

事業所の名称(カタカナ)

雇用保険の適用事業所設置届の事業所の名称(カタカナ)を記載する場所

こちらの欄には、事業所の名称をカタカナで記入します。

会社の場合は、会社名の正式名称(株式会社であれば、「カブシキガイシャ」をつける)を、個人事業の場合は、屋号のほか代表者の氏名を記入してください。(屋号がなければ、代表者の氏名だけでOKです)

なお、記入に際して、数字は使用せず、カタカナと「-」だけでで記入してください。

事業所の名称(漢字)

雇用保険の適用事業所設置届の事業所の名称(漢字)を記入する場所

こちらの欄には、事業所の名称を漢字で記入します。

会社の場合は、会社名の正式名称(株式会社であれば、「株式会社」をつける)を、個人事業の場合は、屋号のほか代表者の氏名を記入してください。(屋号がなければ、代表者の氏名だけでOKです)

なお、記入に際して、漢字、カタカナ、ひらがな及び英数字により明瞭に記入してください。

郵便番号・事業所の所在地(漢字)

雇用保険の適用事業所設置届の事業所の所在地と郵便番号を記入する場所

こちらの欄には、事業所の郵便番号と所在地を漢字で記入します。

所在地欄については、以下のように記入してください。

  • 1行目は、都道府県名は記入せず、特別区名、市名又は郡名とそれに続く町村名を左詰めで記入してください。
  • 2行目は、丁目及び番地のみを左詰めで記入してください。
  • 3行目は、ビル名又はマンション名等を左詰めで記入してください。

なお、郵便番号は数字で記入し、所在地は漢字、カタカナ、平仮名及び英数字(英字については大文字体とする。)により明瞭に記入してください。

事業所の電話番号

雇用保険の適用事業所設置届の事業所の電話番号を記入する場所

この欄には、事業所の電話番号を記入してください。

左詰めで、市内局番及び番号は「-」に続く5つの枠内にそれぞれ左詰めで記入してください。

設置年月日

雇用保険の適用事業所設置届の設置年月日を記入する場所

この欄には、雇用保険の適用事業所となった年月日を記入してください。具体的には、雇用保険の対象者となる従業員を初めて雇い入れた日となります。(労働保険保険関係成立届の⑥欄「成立年月日」と同じ日となります。)

また、元号をコード番号で記載した上で、年、月又は日が1桁の場合は、それぞれ10の位の部分に「0」をつけて2桁で記入してください。  例えば、平成29年4月1日であれば、4-290401と記入します。

労働保険番号

雇用保険の適用事業所設置届の労働保険番号を記入する場所

この欄には、労働保険番号を記入します。労働保険番号は、「労働保険保険関係成立届」(事業主控)に記載された番号を記入してください。(「労働保険保険関係成立届」を提出すると、番号が割り振られます。)

事業主

雇用保険の適用事業所設置届の事業主の情報を記載する場所

この欄には、事業主の住所・名称・氏名を記入します。

会社の場合は、「住所」には会社の所在地、「名称」には会社の正式名称、「氏名」には会社代表者の氏名を記入します。

個人事業の場合は、「住所」には事業所の所在地、「名称」には屋号(なければ空欄でOKです)、「氏名」には代表者の氏名を記入します。

なお、氏名の欄は、会社代表者もしくは事業主が自筆で署名する場合は、押印が不要となります。

事業の概要

雇用保険の適用事業所設置届の事業の概要を記載する場所

事業の概要には、製造工程や作業内容、製品名や商品名などの事業の内容が具体的にわかるように記入します。例えば、

  • 食料品・日用品等の販売
  • 女性向け衣料品の販売
  • 生活雑貨・文房具の販売店
  • 金属部品・製品の加工業
  • WEBサイトの受注制作

事業の開始年月日

雇用保険の適用事業所設置届の事業の開始年月日を記載する場所

事業を開始した日を記入してください。

常時使用労働者数

雇用保険の適用事業所設置届の常時使用労働者数を記入する場所

その年度の1日の平均従業員数の見込みを記入します。なお、1日の平均従業員数は、年間の延労働者数÷年間の所定労働日数で算定します。

雇用保険被保険者数

雇用保険の適用事業所設置届の雇用保険被保険者数を記入する場所

雇用保険を適用している従業員数を記入します。初めて届け出を提出する場合は、適用する人数を記入します。

なお、「一般」には、雇用保険被保険者のうち、一般被保険者数、高年齢被保険者数及び短期雇用特例被保険者数の合計数を記入し、「日雇」には、日雇労働被保険者数を記入してください。

賃金支払関係

雇用保険の適用事業所設置届の賃金支払関係を記入する場所

賃金締切日、賃金支給日を記入します。

賃金の締切日は1ヶ月の給与計算の基準となる期間がいつからいつまでかということを決めるための日になります。例えば、「毎月20日締め」ということであれば、給与の計算は前月21日から当月20日までとなります。

また、賃金支払日とは、賃金締切日で計算した給与を支払う日です。例えば、「当月末払い」ということであれば、計算した給与を当月末に従業員に支払うということです。

雇用保険担当課名

雇用保険の担当窓口名を記入します。

もし、組織として担当課がなければ、「総務」等を記入しておきます。

社会保険の加入状況

雇用保険の適用事業所設置届の社会保険加入状況を記載する場所

健康保険、厚生年金保険、労災保険のうち、加入している社会保険があれば、○で囲みます。

登録印

雇用保険の適用事業所設置届の登録印を押印する場所

事業所印と事業主印又は代理人印を押印してください。

事業所印影欄には、会社の場合、社印(角印)を押印します。個人事業の場合、事業所印がなければ押印しなくてもOKです。

事業主(代理人)印影欄には、会社の場合、会社代表者の実印、個人事業の場合は事業主の実印を押印します。

最寄りの駅又はバス停から事業所への道順

雇用保険の適用事業所設置届の略図を記載する場所

最寄りの駅又はバス停から事業所への道順略図を記入してください。

雇用保険の適用事業所設置届の完成

これで、雇用保険の適用事業所設置届が完成しました。

いかがでしたでしょうか?

社会保険手続きをきっちり終わらせて、経営管理をしっかりやっていきましょう。

小さな会社が従業員を雇っても安心して経営するために欠かせないこと

ヒトにまつわるお金の問題

小さな会社でも事業が成長したり、売上が増えてくると必ず頭を悩ませるのが、お金の問題です。
特に、ヒトに関するお金はシビアな問題がつきものです。
例えば、スタッフを採用するのであれば、

  • 給料はいくらにすればいい?
  • 頑張っているから昇給してあげたい・・・
  • 賞与はどれくらい出すべき?

というように、ヒトに関するお金のことで悩みは尽きません。
また、ヒトに関するお金は、想像している以上に経営に大きなインパクトを与えます。
スタッフを採用すれば、給料だけでなく、社会保険や通勤手当、賞与などの人件費はもちろん、机やパソコンが必要であったり、水光熱費なども増えるため、気がついたら想定よりも多くのお金が出ていってしまっていることもよくあります。
だからと言って、スタッフを採用しないと、事業は成長しませんし、何より仕事が回らなくなってしまいます。
ここで重要になるのが、しっかりお金(数字)を意識しながら、経営をシミュレーションすることです。
数字を読みながら、スタッフの給与、昇給、賞与などを決めていくことによって、お金で失敗するリスクを大きく下げることができます。

経営が突然死しないためのお金の動きを読むことが重要

このように、事業が成長すればするほど、出て行くお金が増えてきます。
そうなると、お金の出入りをきっちり把握し、経営を先読みしていかないと、お金を増やしていくことができません。
ここで重要になるのが、しっかりお金(数字)を意識しながら、経営をシミュレーションすることです。
数字を読みながら、スタッフの給与、昇給、賞与などを決めていくことによって、お金で失敗するリスクを大きく下げることができます。
経営を先読みするシミュレーションをしながら、お金の動きを把握することが、安定した経営のためにとても重要なポイントとなります。一般的に経営をシミュレーションしようとすると、会計ソフトから会計データをエクセルなどの表計算ソフトにエクスポートし、数字を動かしていくことでお金をきっちり残しながら、お金の使い方を考えることになります。エクセルは非常に便利なツールで、会計データがあれば、基本的なお金の動きの分析はできますし、編集などもできますが、いくつか越えるべきハードルがあります。

まず1点目ですが、お金の動きを分析をするためには、ある程度の会計の知識が必要になることです。特に、管理会計の知識がないと、売上を増やしたら、コストがどのように動いて、利益がどう変わるかといったあたりの関係がよくわからなくなって、手を焼くことになるかもしれません。

次に、エクセルは非常に優れたツールでゼロベースでいろいろなことができるのですが、裏を返せば、ゼロから作らないといけないので、結構大変な作業になってしまいがちです。私たちも以前はエクセルで経営シミュレーションのサポートをしていましたが、私たちプロがやっても、1社あたり毎月1〜2時間はエクセルの作業時間を費やしていました。

ですので、経営シミュレーションをするためには、会計の知識とエクセルなどのスキルがあればよりベターですので、大変かもしれませんが、勉強しながら経営を先読みしてみてください。

ちなみに、簡単に経営のシミュレーションをするクラウドツールもあります。

このクラウドツールを使えば、会計ソフトからデータを連携すると5分で、会計の専門知識がなくても簡単に経営をシミュレーションすることができます。

無料で利用することもできますので、経営をシミュレーションしながら、数字を読んだ経営をしたいという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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